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令和5年度
如上人御忌法要

「蓮如上人御忌法要」について

「御忌(ぎょき)」または「蓮如忌(れんにょき)」と呼ばれ、吉崎の春の恒例行事として毎年多くのご参拝の方々でにぎわう「蓮如上人御忌法要」は、この吉崎の地を拠点に浄土真宗を広められた蓮如上人のご遺徳をしのぶ、蓮如上人の御命日法要です。

明応8年3月25日(西暦1499年5月14日)、蓮如上人は八十五年の御生涯に幕を閉じ、西方極楽浄土へ御往生されていかれました。その御生涯はまるでお浄土を指し示す一筋の光のようでありました。

蓮如上人がこの吉崎の地に入られたのは、文明三年の初夏上旬のころでありました。まさにこの御忌法要の時期であります。当時は虎や狼が出てきそうであったといわれるこの寒村を、わずか数年で一大宗教都市にまで発展させられました。

戦乱と飢饉によって無数の人々が命を落とし続けていた時代の中にありながらも、数え切れないほどの方々が命がけでこの吉崎を目ざしてこられたのは、ひとえに蓮如上人御自身が命がけでこのわれらにお示しつづけた「後生の一大事」を問い聴かんがためであったからでしょう。

乱世の中、波乱に満ちたその御生涯にもかかわらず、まさに身命を賭した上人のご教化によって、全国にこの浄土真宗のみ教えが爆発的に広まっていきました。蓮如上人が「浄土真宗中興の祖」と讃えられるゆえんであります。

蓮如上人は、この吉崎の地で「正信念仏偈」と「御和讃」をわれらの日常の勤行として定められ、あわせてその勤行聖典を開版されました。また精力的に「御文章」をしたためられました。現存する「御文章」の大半は吉崎時代にお書きくださったものです。

どうか、この御忌法要のうちにおいて、蓮如上人のご苦労と御遺徳を偲び、なによりも上人が命を懸けてお伝えくださったこのお念仏のみ教えをお聞かせいただきましょう。そして、智慧の光で常にこの身を照らし続けてくださっている如来様の「摂取不捨」の御恩を思って、蓮如上人とともにお念仏をよろこばせていただきましょう。

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